いろんなノートの取り方を試してきた。
小学生の頃、まだ字の書き方さえ覚えたての頃から大人になるまで、あるいは大人になってからも。箇条書きにしたり、抜粋にしたり、挿絵を入れてみたり。でも、思い出せば、使い切ったノートよりも、使いかけで半分残ってるノートのほうが圧倒的に多かったように思う。
皆さんはどうだろうか？一貫してきれいなノートを作ってきた方もいるだろうし、僕のように揺らぎながらあれこれためしてどれもしっくりこない、という方もいるだろう。
今にして思えば、僕が（そしてもしかしてみなさんも）ノートの取り方が揺らいだ理由はシンプルだ。
字の書き方は習っても、ノートの取り方は習っていないのだ。
ノートの取り方を学ぶ＝学び方を学ぶ
ノートの取り方を習ったことがないことに気づいたのは、マインドマップを習ったときだ。そうか、僕は今まで一度もノートの取り方は習っていない、これは盲点だった。
では、習わずして、どのようにしてノートを取っていたのだろう？見よう見まね、ということだ。先生の書く板書、友達の書くノート、とりあえず教科書を書き写したり。そして勉強の範囲が広がるとだんだんと「いや、書き写すにしたって、教科書一冊写すわけにはいかなんやろ」と抜粋を試みはじめたのだと思う。
いずれにしても試行錯誤（というほど一生懸命勉強したかはここでは別の話）しながらも、結局、どのノートも中途半端で終わっていたように思う。そして、そのうち、「ノートなんて書くだけ無駄」となってしまう。実際、僕は極端にノートの多い時期と少ない時期を乱高下していたように思う。
マインドマップを学んだ今、効果的なノートの価値は本当に高いと心から感じる。効果的なノートの取り方を学ぶ、とは、つまり、学び方を学ぶことに等しい。これを知っているのと知らないのとでは人生がまるで違う。マインドマップの真価を知った直後の僕の心の底からの叫びは「こんなに大切なことなら、学校で教えてよ！」だった。
マインドマップは、誰にでも身につけやすい親和性と、誰にとっても価値ある本質的な効果をもたらすものだ。
ノートの二つの目的、Input & Output
私たちがノートを書く目的は主に二つ、外からの情報をキャッチするとき、つまりInputと、内側の情報を取り出すとき、Outputの二つ。
ここでは一つ目の目的、Inputに的を絞って筆を進める。
さて、Input時にノートを書くことをよく、「ノートを取る」という。つまりNote Takingである。記録する、記憶することが主な目的だ。その目的からして、得たい最大の効果とは、ノートを見ただけでパッと思い出せる、必要なときに関連付けて思い出せる、ということだ。
この目的に照らして、僕が自己流で取っていたノートは？というと、残念ながらかなり効果が低かったと感じる。後で見返しても何がなんだか分からないし、記憶の印象も薄い。
その意味でマインドマップはまったく異次元のノートだ。見返しただけで記憶がよみがえるし、ひとつ思い出せば芋づる式にズルズルっと関連情報が引き出せることも少なくない。実はこのカラフルでお絵かきのように見えるノートは、脳への印象を高めるために作られた記憶学習ノートなのだ。
ここでは割愛するがOutput型・発想型のノートとしても、マインドマップは他のノートとは異次元の効果を発揮する。Input型としてもOutput型としても高い効果を発揮するノート、それがマインドマップだ。
マインドマップを使うのはあなただ
僕は家族が互いの成長を支え合いながら心豊かな人生を望む。あなたの望む人生はどんな人生だろうか？どんなビジョンだろうか？
心豊かで、幸せな時が流れて、自分も家族も大切な仲間も笑顔な人生とは、変化にとんだ道のりになるはずだ。挑戦と成長の時、やすらぎの時、波のように揺らぐ変化の中でこそ、人の笑顔は生まれる。
変化と成長のとき、必ずそこには何らかの「学び」と「発想」が必要となるはずだ。その「学び」と「発想」を効果的に、飛躍的に助けてくれる、そして誰にでも身につけられるノートがあるなら、あなたは使いたい？関心をお持ちなら、是非、5月開講のマインドマップ動画講座をお試しいただきたい。有料講座の一部動画を抜粋して、お試し動画を設置予定なので、引き続き、ブログをチェックしてほしい。
マインドマップはすべての子どもたちに受け取ってほしい価値ある学びだ。いつか、初等教育のカリキュラムに組み込まれる日を心から望んでいる。
その上で、公認インストラクターの僕が今すぐに取り掛かれる活動、それは一人でも多くの方にマインドマップをお届けすること。まもなく始まる動画講座にて皆さんにお会いできるのが心から楽しみ。
では今日はここまで。
心豊かにシフトする道案内コーチ なかおみち
