こんにちは、みちです。
皆さん、パーキンソンの法則をご存知ですか?
[パーキンソンの法則]
第1法則 仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則 支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
本当にごく最近、この法則の通りの体験をしました。ええ、このブログのことです。
このブログは朝、書いています。子どもたちが起きてくる前の30分で書ける記事を毎朝1つ書いてみる、と自分と約束して始めました。一昨日の初日、30分で書き終えました。なんとかなるものだ。二日目の昨日、目覚ましより1時間ほど早く目が覚めました。お、ラッキー。ブログの後にもう一仕事できるかも!いいえ、早く起きた分の時間を丸っとブログ執筆に吸い取られました。これ、まんまパーキンソンの法則じゃん
ふと思えば、たしかに普段の生活がこの法則に溢れていることに気づきます。朝食の準備の時間、仕事の締め切りの時間、会議の時間、夜の子供たちの就寝準備の時間、小さな締め切り、大きな締め切り、たまに締め切りよりずいぶん前に仕上げたはずの仕事も「よし、プラスワン!」と張り切って質の追求への時間が生まれます。まさに「完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張」させているんですね、僕が。
第1法則も第2法則も、枠組みを満たすことを捉えた法則です。そう、我々は決められた枠組みにいとも簡単に支配されてしまうのだと思います。もちろん、個人差はあります、例外もあるでしょう。でも多くは当てはまる。枠組みを満たす、という人の性質、法則。
でも、どうすれば枠組みに支配されずにすむんだろう?強さ?枠組みとの戦い?一日中そんな戦闘態勢だとくたびれちゃうしなぁ。だいたい枠組みって誰が創るんだ?・・・あれ、全部じゃないけど僕が自分で創ってる枠組みも結構あるぞ?もしかしてこれは、枠組みそのものを自分でできるだけ最適に設計すればいいんだな、きっと。この時間でできるか不安だからプラス30分、ではなく、この時間でやる。
枠組みを創る。なるほど、改めてそう考えると、今度は自分が様々な枠組みの中で生活しているのかがぐっと見えてきました。時間という枠組み、収入という枠組み、生活圏という枠組み、 視野という枠組み、モノの見方・捉え方という枠組み。なるほど、いろんな枠組みがある。そして、その内いくつかの枠組みは僕自らが意図して変えることができる。いきなりガラリとは無理なこともあるけど、少しずつ枠組みを変えていく。そうやって少しずつ枠組みを創り変えて、自分の望む方向に人生をハンドリングすればいいんだ、ええ、僕もまさに冒険の途中なのです。
さ、そろそろ割り当てた枠組みを満たしました。
今日はここまで。