僕ら夫婦は結婚13年目、一緒に劇団を持ち、一緒に会社を運営し、2児のパパ・ママ。家事の分担もしているし、外側から見ても、内側から見ても、仲の良い夫婦だと思う。
一方、ケンカがないのかと言えば、そんなことはない。劇団の活動が活発な頃などはたくさん衝突したし、必要なケンカも、あとで思えば避けられたケンカもたくさんあった。
そして、今はというと、夫婦ゲンカが激減した!
それは1年前に「夫婦ミッション」を一緒に創って掲げたおかげだと思う。
今日は、夫婦ミッションについてをお伝えする。
夫婦というチームの、目指すゴールは?
我が家の夫婦ミッションは後ほどお披露目するので楽しみにお待ちいただきたい。
その前にまず、触れておきたいのが、夫婦のゴールについて。
夫婦のゴールはなんだろうか?もちろん幸せな人生を全うし死が二人を別つまで、あるいはそのあともなお続く幸せ、というのがひとつの枠組みだろう。夫婦とは、パートナーシップとは、なんとも素敵な関係だと、つくづく思う。
さて、話は変わって、例えば、ある二人の大人が集まって会社を興そうとしている、とする。二人の信頼関係は十分にあって、かつ、二人ともがこれから始まる新会社に生涯をささげる決意・覚悟を持っている。「二人にとってもお客さんにとっても幸せな会社を創ろう!」、なんと立派な二人だろう。
そんな二人がいきなり「さあ、事業を始めよう!」と走り出したら、どうなるだろうか?まずなんの会社なのかも判っていなければ、なにも始められない。あるいは、ただひたすらに空回りするばかりだろう。
ではどうするかといえば、まず二人はこの新会社をどんな会社にするのかをとことん話し合うだろう。たくさんのアイディアと衝突を重ねて事業プランが練りあがり、会社の名前・スローガン・事業目的・定款が出来上がる。事業を始める二人は、その準備に時間を惜しんだりはしないだろう。
ところで、会社と同じく、いやむしろそれよりも長く深く関わりあう夫婦の間に共通のビジョンはあるだろうか?「幸せな人生」は素敵ではあっても、共通のビジョンにはなっていないことが多い。というのも、夫の望む幸せと、妻の望む幸せに少なくないギャップがあり、そこにギャップがあることにさえ互いに気づいていない、ということが起こっていないだろうか?そのままではバラバラのゴールを目指しながらの障害物二人三脚という、とても困難な道のりを走ることになるのではないだろうか?
「夫婦ミッション」を一緒に創る
ここで我が家の夫婦ミッションをご披露しよう。
A4に書かれたマインドマップ1枚、これが我が家の夫婦ミッションだ。これを額に入れてダイニングに飾っている。
夫婦ミッションが文章ではなく、この形になったのは理由がある、のだが今日はどうやら時間切れのようだ。
次回記事では、今日の続き、
夫婦ミッションの我が家事例紹介、効果体験
夫婦ミッションを創るにはどんなプロセスが必要か
といったあたりを記事にする予定。
どうぞお楽しみに。
ではまた!