『わたしが変わる』から始まる冒険

『わたしが変わる』から始まる冒険

さて、昨日まで夫婦ミッションの事例・効果・意義についてをお伝えした。
今日は夫婦ミッションを創り上げるプロセスをお届けする予定だが、正直に言うならブログの1記事でお伝えするにはあまりにも壮大な内容になってしまう。
なのでここでは、その出発点にフォーカスして書いてみる。

いつも冒険は『わたしの変化』から始まる

さて、夫婦ミッションの記事を読んだときのご自身の感想に率直に目を向けてほしい。どのようなことを感じただろうか?「これはいい!うちもやってみたい!」だろうか?「うちには関係ない」だろうか?
もしくは、「すごくいいけど、いくらわたしがやりたがっても夫が(妻が)やりたがらないだろうなぁ。あの人さえ変わってくれれば・・・」という思いもあっただろうか?

実のところ、我が家も夫婦の共通のビジョンを掲げたい!という思いを抱いてから、長らくの間、「相手さえ変わってくれれば進むのになぁ」という空転期間を過ごしていた。数ヶ月ではない。数年単位で。空転してしまったことも思えばもっともなことだ。というのも、相手に変化を望みながら、自分は変化することを引き受けていない・覚悟を持っていない、ということを互いに思っていたら、それはどちらも変化しないことになる。

ダイナミックな変化はいつも、誰かの『わたしがまず変わる』という覚悟から始まる。わたしが変化することなく生まれる変化など、日常の延長線で予測可能な程度の、微々たる揺らぎでしかない。逆にわたしさえ心の底から変われば目の前の景色は劇的に変化する。この数年間、そういった変化の波を如実に体験した。

なにしろ、7つの習慣・マインドマップ・コーチングは、どれも私自身が変化することを前提している。まさに日常的に『わたしの変化』から始まる冒険を体験する日々だった。

それでも待ち構える『変わるべきはわたしではなくあなた』の罠

笑い話のようだが、どんなに学んでも一寸先にはいつでも巨大な落とし穴が待っている。十分に学べば学ぶほど、『わたしは十分な知識を有していて、次に必要は変化はあなたが学ぶことです』と諭してみたり、一緒に学んだら学んだで『自分が変化することが出発だって習ったのに、あなたは全然変わっていない!』と変化を心理的に強要したり、もちろんこのままの言葉ではないにせよ、僕ら夫婦の間にこんな空気が流れて込んでしまうことは何度もあった。むしろ、今だって、少しでも油断すれば、『わたし』ではなく『あなた』に変化を望んでしまいそうになるのだ。相手への期待、相手への愛情、甘えの表れでもあるのだから、正常な心の反応の一部でもあるのだと思う。

それでもなお、罠にはまらずに、わたしが変化することを選ぶからこそ本物の変化を手に入れられるのだ。

でも実際のところ、どのようにすれば『わたしが変わる』ことができるのだろうか?
おっと、そろそろ時間切れのようだ。
今日はここまで。

 

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